1) サンクトペテルブルグの日本人ガイド第一人者小川勝也さん、普段は日本語講師として活動
- 2018/6/12
- 対談
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浜田和幸 今回は、サンクトペテルブルグで日本人旅行者向けのガイドをやっておられる小川勝也さんにお越しいただきました。サンクトペテルブルグの日本人ガイドの第一人者とうかがっています。
今までは、一番最初にロシア人の、日本とロシアの貿易をしている方に、いろいろとお話を聞いて、その後は、日本の俳優さん。ロシアで活躍したり、ロシアの映画に出ている、そういう人に、いろいろとお話を聞いてきました。 今回は、小川さんが、たまたまタイミングよく、休暇で日本に戻ってこられた?
小川勝也 就労ビザの更新の手続きに戻ってきました。
浜田和幸 なるほど。そうですか。小川さんは、今、行っている活動は、サンクトペテルブルクで、普段はご自分で日本語を教えたりとか、そういうことをやりながら、トラベルコのほうは、要するに、日本から旅行で来られる方々に、個人でガイドをするということもやっておられるわけですよね?
小川勝也 そうですね。
浜田和幸 もともと、このサンクトのほうに行かれることになったきっかけは何だったのですか。
小川勝也 きっかけは、向こうに私立の日本語学校がありまして、そこの学校と関わりのある方で、モスクワに在住されてる方がいるのですけど、その方にサンクトペテルブルクで日本語教師の研修をするために行っていただいて、その後、モスクワで働くみたいな、そういう提案がありました。
向こうに行くきっかけとして、悪いものでもないなと思ったので行ってみたのですけども、行ってみたら、いろいろ状況が違いました。最初に言われたことと、かなり違うということで、この方々とは駄目だなということで。ただ、せっかく行ったので、もうちょっと、何とか自分で道を開拓できないかなと思いまして、しばらく独力で残ってみて、やってみようということで。
浜田和幸 それは、今から4年、5年前の話ですか。
小川勝也 そうですね。ちょうど2014年の9月になりまして、12月には自分1人で、何とかやってみようという決断をして。
浜田和幸 最初はサンクトにある日本語を教える私立学校で先生をという話で研修を受けて、うまくいけばモスクワに、そういう教える場所があるから、そちらで日本語を教えてほしい。こういう話だったのですね? でも、実際に行ってみると、かなり話が違っていたと。 それで自分で、一念発起をして、自分でサンクトに活動拠点を置いて、今でもご自分で生徒さんたちを、ロシアの人たちを集めて、日本語を教えておられる?
小川勝也 そうですね。いろいろ方法はあるのですけども、教師紹介サイトに登録したりですとか、あとは、自分のホームページを作ってですとか、そんな感じで集めて。
浜田和幸 そうですか。場所は、プライベートな教室?
小川勝也 特になくて、普通に使いやすい喫茶店とかです。
浜田和幸 喫茶店で、生徒さんと時間と場所を決めて、そこで例えば、1時間とか2時間とか、授業料、幾らとか、そういう形で?
小川勝也 そうですね。
浜田和幸 今、生徒さんは何人ぐらい?
小川勝也 そうですね。私個人の生徒だと、20人ちょっとくらいですかね。
ピークの時期だと、2月、3月が一番忙しくて、1週間に25コマくらいとか。1時間半の授業なのですけど、大体。
浜田和幸 1回、1時間半?
小川勝也 はい。それを1週間で25とかそれくらいの量になって。