U.D.C農場について
- 2018/4/22
- 経済
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ロシア産の穀物に注目が集まってきていますが、まだ始まったばかりのビジネスですので課題があるのも事実です。それは「品質」と「選別」。日本が求める品質とロシア国内やロシア産消費国である中国が求める品質は明らかに異なります。
日本が求める品質にするような選別用の農機具を持っていない農場がほとんどです。品質が劣る→価格が安い→ビジネスにならない、こういった悪循環により、スタートしても発展しないケースも散見されます。
そのような中、ロシア沿海地方のU.D.C農場が日本に向けた様々取り組みをしています。
始まりは日本向けに輸出した穀物が再選別の必要が出たため、価格が安くなってしまったことからでした。そこで日本向けの品質を作るための様々な選別機に大きな投資を決断します。U.D.C農場では、蕎麦・大豆・小豆を生産しています。
サイズ・色彩・磨き・乾燥などの選別機を準備し、日本企業が満足する品質を作り上げました。また、日本企業と生産についても様々な取り組みを行っています。色彩やサイズの良い品種の種を増やすための種用栽培、しっかりとした豆腐が出来上がるための種の選択や実際の豆腐の試験生産、日本企業と二人三脚で歩む方法で農場経営を行っています。日本企業も契約面でサポートを行い新しい事業の発展をサポートしています。
U.D.C農場のBuckwheat cleaning process動画