モスクワでの生活とロシアの芸術、そして食と酒

  • 2018/5/20
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浜田和幸 今度の映画では、ロシアにも撮影で行かれる?

山本修夢 私は行かないのです。

浜田和幸 そうか。それは残念ですね。でも、これまでの『ゾルゲ』の映画とかでは・・・。

山本修夢 そうですね。

浜田和幸 でも、『ゾルゲ』の映画でも舞台は上海に作った日本の街並みだから・・・。

山本修夢 そうです。あともっと、湖とか海とか崖のセットで、モスクワとかで撮ったりしました。モスクワも僕は6カ月ぐらいいました。

浜田和幸 モスクワだけで6カ月いた。

山本修夢 そうです。

浜田和幸 その『ゾルゲ』の撮影で?

山本修夢 そうです。『オールデン』のときはふた月半ぐらいいました。

浜田和幸 そうですか。じゃあ、6カ月とふた月半だから8カ月半か9カ月くらいのロシア経験あるわけですね。

山本修夢 大体モスクワに関しては、ほぼ制覇しました。

浜田和幸 モスクワのメトロって、奥が深くて凄く豪華な造りになっているじゃないですか。日本の地下鉄と比べると、ちょっと比べ物にならないよね。

山本修夢 本当に博物館か美術館かってぐらい、建造物のあれですよね。素晴らしい。

浜田和幸 でも、モスクワはじめその周辺あちこち回られて、まだまだ日本の人でモスクワとかロシアに来る人も少ないとさっきおっしゃったけれども、ロシア、モスクワに来たら、これはぜひ味わってほしい、見てほしい、楽しんでほしいっていうお勧めはどこですか。

山本修夢 そうですね、まず観光として見て回るのでしたら、当然赤の広場とクレムリンとモスクワの雰囲気ですよね。あと、その見ていただいた後に、お芝居の観劇ですとかコンサート、美術館。芸術の国のど真ん中の所で、そういう芸術巡りかなんかしていますと、本当、自分自身も感性が研ぎ澄まされるのじゃないかっていうぐらい。

ああいう異国に行って、本当に、日夜ボリショイでバレエとかやっているようなところを見に行ったり、トレチャコフ美術館行って一日かけて絵を見たり。それで、ピアノコンサートなんか聴きに行くと、本当にこう。

僕あんまり日本でそういうことした経験が、映画館に行くぐらいが。映画館とか友人の芝居見に行くぐらいのあれだったのですけど、そうしていると本当に自分の中にある感性、感受性みたいなものが研ぎ澄まされるような気がしていまして。ですから、モスクワ行かれたら街も素晴らしいのですけど、街を昼間歩いて、夜はそういう文化的な・・・。

浜田和幸 そうだね。バレエもあるしね。

山本修夢 そうです。

浜田和幸 サーカスもあるでしょ。

山本修夢 みたいですね。僕行ってないのですけど。

浜田和幸 僕はロシアの人といろいろと付き合っている中で、ロシアには、昔の旧ソビエト時代には、あんまりサービスというコンセプトがなかったのですね。デパートに行っても、適当に欲しい物があったら売ってやってもいい、見せてやってもいいというようなメンタリティがすごくはびこっていたのだけれども、サーカスだけは特別でね。

だから、とにかくお客さんを楽しませる。まさに表向きのサービスという概念はロシアにないけれども、サーカスだけは例外だということを言われて、確かにねって。そのボリショイサーカス、いろんなチームがあって、空中ブランコだって、ピエロの動物を使ったいろんな芸にしても、それはなかなか世界一級なのですよね。だから、その辺りのギャップがすごく・・・。

山本修夢 面白いですね。

浜田和幸 面白かった。で、昔はホテルに泊まると、フロアーごとに鍵のおばさんがいて、そのおばちゃんにチップをあげるととてもよくしてくれるけれども、それあげないと全然ね。でも、今はまた大分変わってきていると思うのですけれどもね。

山本修夢 みたいですよね。

浜田和幸 ロシアの文化の中に食文化も入ると思うのですけれども、いろんな物を食べてきましたか。

山本修夢 そうですね。僕は個人的に好き嫌いが多くて、ちょっと食べられない物もあったのですけれども。

浜田和幸 そうですか。

山本修夢 僕あんまり、大の大人なのですけど、野菜が苦手なとこがありまして。ボルシチとかそういう家庭料理って、いっぱい野菜があるじゃないですか。なので、野菜が食べられたらきっとおいしいのだろうなっていうか。

浜田和幸 そうです。

山本修夢 撮影現場の昼食っていうのは大体ケータリングで。主食の麺、ライス、あと蕎麦飯、なんでしたっけ。シオンさんが好きなやつなのですけど。それと、メインは鶏肉か豚肉か、添え物はあれか、スープはなんにするかって全部選べるのですね。

浜田和幸 なるほど、そう。ケータリングでね。

山本修夢 そうです。

浜田和幸 その仕事が終わった後の一杯飲むっていうの、ロシアではウオッカですよね。

山本修夢 そうなのです。

浜田和幸 それはどうなのですか。

山本修夢 僕あんまりウオッカは飲まなくてですね。

浜田和幸 本当? 周りのロシア人の人も?

山本修夢 これが意外だったもですが、あんまりロシアの方はお酒飲まなかったんですね、僕の周りでは。逆に、日本人はそんな飲むのかって驚かれちゃって。いや、そんなでもないですよ、なんて言いながら。そしたら、どうもロシア人の人はイメージとして酒飲みと思われているようだが、消費量は日本のほうが上なのだってロシア人の方に聞いて。

浜田和幸 本当?

山本修夢 ウオッカなんかも、実は日本のほうが飲んでいるのだよって言われたのですよ。氷結ってあるじゃないですか、あのサワー。

浜田和幸 はい。

山本修夢 あれはウオッカだっていうことで。そう言われてみると、日本人氷結いっぱい飲んでいるなと思いまして。

浜田和幸 そうだね。僕らはよく聞いた話は、ロシア人っていうのは特に男性の平均寿命が短い。

山本修夢 そうですよね。

浜田和幸 なぜかという理由を聞くと、大体よく聞く答えが、いろんな憂さ晴らしというか、そういうのでこれをちょっと飲みすぎるというので、特に男性は寿命を縮めているのですよという話をよく聞いたのですけれども。今の山本さんの話だと、最近のロシア人はあんまり・・・。

山本修夢 飲まないって。

浜田和幸 ウオッカを飲まなくなったっていうことは、じゃあ寿命も延びてきているのかもね。

山本修夢 寿命が短いっていう話は、僕も聞きました。

浜田和幸 そうか。

山本修夢 で、飲む方は飲むのですね。飲む方は、日が明るいうちからウオッカを延々と飲むっていう。

浜田和幸 延々と飲んで。

山本修夢 で、これが、「緩やかな自殺」って言われているのですって。

浜田和幸 なるほどね。

山本修夢 延々と飲んで。それでこれはあまり載っけられない話かもしれないですけど、やっぱりロシアの男性は女性に人一倍気を遣って当たり前だと。日本ではあり得ないぐらいカバンを持ったり。ロシアの女性っていうのはそういうケアをしないと、私のこと愛してないね、実家帰りますみたいな。で、実際にロシアの方と付き合っている日本人の方なんか、もうやんなっちゃうよ・・・。

浜田和幸 やんなっちゃうって?

山本修夢 「あんなんだったらもう、カマキリと一緒でみんな殺されちゃうよ」なんて言って。だから、若干女性に気を遣いすぎて、ちょっとこう・・・。

浜田和幸 ストレスたまる。

山本修夢 緩やかな自殺を。僕は緩やか自殺って文学的な表現でいいなって勝手に思っちゃったのですけど。

浜田和幸 なるほどね。

山本修夢 そういうお話は伺ったことあります。

 

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