8) 小川 勝也さんが考える日露交流の深化の方法

  • 2018/6/14
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浜田和幸 そうですか。日本とロシアとの間のかけ橋というか、そういう役割を担っておられるのですけども、これから両国間の人的交流、あるいは経済。政治的にも関係が緊密化していく上で、それを促進するにおいて、例えば、日本の人たちに、もっとロシアのこういう点に関心を持って、

 

ロシアって、ソ連時代の怖いってイメージがあるっていうことを思っている日本人が多いと思うのですけども、そういう人たちにとって、本当のロシア人とか、ロシアの文化とか、そういうものを分かってもらうっていうには、どういうところに関心を持って、例えば、ニュース一つを見るにしても、

 

あるいは、ネットでどういうところにアクセスすると、今のロシアの躍動してる部分っていうか、どういうところに関心を向けると、これからの日本人とロシアとの間の理解が深まる。そういうので、ちょっとアドバイスをいただければ。

 

小川勝也 私の所にトラベロコであるとか、Webサイトであるとかっていう所を経由して、案内をお願いしたいっていう方がいらっしゃって、お見せするのですけど、それっていうのは、あくまでもハードウエアっていうか、美術館であるとか、物なのですよね。多分、そういう所をいくら見ても、それだけで終わりだと思うのですね。

 

見た、終わり。ロシア、ああだったよって、多分、それで終わりなのですよ。何も残らないし、じゃあ次はアメリカに行こうか、次はイタリアに行こうかっていう話で、全く、ロシアと日本のつながりが、それで太くなるわけではないと思うのですね。

 

ただ、そうではなくて、普通のロシア人の人と、旅行のときに、短い時間であっても実際に交流、関係が持てる。友達になれるとか、知り合いになれるとかっていうチャンスがあれば、そこから人的な交際が始まってっていうことになると思うのですね。

 

実際に僕が教えていた子でも、日本語が全然、分かんなかったけど、そのときにホストファミリーになって何日間か受け入れたと、日本から来た家族を。そのときに交流した人たちと、彼らが帰った後も交流をしたい。

 

彼らと実際、手紙のやりとりをしていた。英語でやりとりをしていたのですね。それを日本語で何とかできないかみたいなことで、日本語の勉強を始めたっていう方がいらっしゃって、そういったことだと思うのですね、やっぱり必要なことっていうのは。

 

浜田和幸 そうですね。

 

小川勝也 そうすると、旅行で、場所だけ見せて終わりっていうのじゃなくて、生の生きている、本当のロシア人。日本にちょっと興味がある人たちと、日本から来た方たちをつなげられるような、そういったものを提供できれば、自然にそこは、それぞれの人たちが、自分なりに関係を広げていけると思うのですよね。

 

浜田和幸 それ、ぜひ、小川さんのネットワークというか、お友達の輪の中で、日本から来た人、短時間でも、お茶を一杯でも、その家庭におじゃまして、そういうのは、これまでにやられたことはあります? それとも、これからできそうですか。

 

小川勝也 そうですね。僕自身、今、考えているのが、人と直接、触れ合えるような、そういったサービスも掲げていきたいなっていうのがあって。

 

浜田和幸 そういうのはないよね?

 

小川勝也 まだ、ないのですよね。もちろん、例えば犯罪とかっていう部分もあるので、安易に、ただ単に会わせて、あとは勝手にやってくださいみたいにやったらいいっていう話ではないと思うのですね。やっぱりそこら辺はセーフティーネットっていうものを、ちゃんと考えた上で、安全な土壌で、土台で交流していただけるっていうものが提供できるようになれば、良いのじゃないかなと思っているのですけど。

 

浜田和幸 そうですね。われわれも日露の経済文化交流促進協会と作って、そういう人的な交流を、ロシアから来る人たちにも同じように、逆に日本の人たちと出会う場っていうのをつくりたいと思っているし、日本からロシアに行く人たちも、そういう生の出会いというか、生身のロシア人の人と交流できる。それがご縁になって、どんどん理解が深まっていく。そういう形になればいいなと思っていますので、ぜひ、小川さんにも、そういう場を、サンクトを中心にして、ロシアは広いから、あちこちに行かれることもあるでしょうし、ぜひ、これからも日本の人たちに向けて、強力な友好の情報の発信を続けていただきたいと思いますので、きょうは、ありがとうございました。

 

小川勝也 いえ、とんでもないです。こちらこそ、ありがとうございました。

 

◆事務局から
今回はサンクトペテルブルグ在住で、サンクトペテルブルグの日本人向けガイドの第一人者として活動されている小川 勝也さんの一時帰国の間に対談をお願いしました。エミルタージュ美術館を見学する際のコツなども的確にアドバイスしてくれるとの評判もうかがっています。実際にロシアで生活されている日本人としてのロシア、日露交流についての率直なお話をいただきました。
小川 勝也さんが主宰している日本人向けロシアガイドのサイトは下記です。

http://www.spb-guide.org/

小川さんの教師サイト(ロシア語)

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