6) 中丸シオンが感じたロシアの魅力「愛の国」

  • 2018/7/9
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浜田和幸 それで、今度の『ゾルゲ』は、すごく楽しみにしているのですけれども、さっき申しましたように、今年が、2018年はすごく特別な年で、ロシアにおける日本年、日本におけるロシア年。お互いに相手の国を、文化、芸術等を通じてよく理解しましょうっていうのが、これまでないことなのですよ。

 

中丸シオン 今までなかった?

 

浜田和幸 今までない。例えば、どこかの国が、どこかの国のことを理解しようという一方的なものはあるのだけど、相互に、お互いにやりましょう。日本とロシアとお互いに、初めての試みなのですよね。それで、ロシアでも日本の歌舞伎を上演したり、江戸時代の古い、いろんな文化といったものを展示したり、

 

だから、ロシアからも、ボリショイバレエが来たり、サーカスが来たり、オーケストラが来たり、いろいろするのだけれども、両国の映画フェスティバルっていうのが計画されているのです。だから、日本の映画をロシアの人たちに、ロシアの映画を日本の人たちにっていうことなのですけど。

 

ロシア人の間でも、日本人の黒澤監督なんかの『7人の侍』から始まって、日露、日ソの合同映画も、黒澤監督はメガホンを取っておられたので、すごくロシア人の人も日本に関心があるし、日本の人もロシアに関心のある人も多いのだけれども。映画、あるいは生の舞台、そういうものを通じたお互いの文化交流っていうものが、すごく今年は盛り上がるという。

 

中丸シオン 盛り上がっていますよね。

 

浜田和幸 お膳立てが、両国内で進んでいるのです。大きなイベントは大体、9月、10月。

 

中丸シオン 秋? やっぱり芸術の秋に。

 

浜田和幸 そう。予定をされているのですけれども、でも、年間を通じていろんなイベントが繰り広げられることになっているので、ぜひ、シオンさんは向こうのテレビに出られたり、映画に出られたり、そういう観点からすると、日本の一般の人より、はるかにロシア人のメンタリティーというか、そういうことに精通されている部分があると思うので。

 

日本の人たちにロシアの魅力というか、こういう所を見たり、味わったり、訪ねたりっていうので、アドバイスというか。これから初めてロシアに行きたいっていう人に、どういう観点で楽しめるというか、そういうアドバイスで、もし何か聞かせていただくと、ご覧になっている方が、これなら、ぜひ行ってみようということになると思うのですけど。お薦めのロシアの魅力っていうのはどうですか。

 

中丸シオン 私、今、思いついたのは、もちろん、ロシアの芸術や食なのですが、愛の国だと思うのですよ。

 

浜田和幸 愛? 愛ってラブ?

 

中丸シオン ラブ。意外といいますか、びっくりしたのですが。外国行くとハグだとかスキンシップありますよね。

 

浜田和幸 ハグ。よくね。

 

中丸シオン ありますよね。

 

浜田和幸 はい。よく、男同士でもね。

 

中丸シオン そうですよね。

 

浜田和幸 抱き合って、ほっぺた同士をくっ付けたりね。

 

 

中丸シオン どの国もそうですか。

 

浜田和幸 いや、フランスとかでもやります。

 

中丸シオン ロシアはかなりハグやキスが多かったのに驚きました。

 

浜田和幸 ロシアでも、かなりオーバーに。

 

中丸シオン ですよね。

 

浜田和幸 やることが多いですよね。

 

中丸シオン そうですよね。

 

浜田和幸 確かに多い。

 

中丸シオン びっくりしたのが、どこでも恋人達が人目をはばからず。例えば、カフェなんかですごく熱い抱擁を交わされていたり、駅のホームや電車の中やどこでも。現場でも、男女とも本当にスキンシップが多くて。でも、それはいいことだと私は思っていて。それと、私、これもびっくりしたのですけども、荷物は全部持ってくれるし、扉は必ず先に開けてくれるし。異常に褒めてくれるし。手の甲にキスをしてくれたり。

 

浜田和幸 レディーファースト? 女性を大事にしてくれる。

 

中丸シオン はい。すごいです。レディーファーストが。すごいですね。日本人の女性が行ったらびっくりではないかと。お姫さま気分になりました。

 

浜田和幸 お姫さま気分で?

 

中丸シオン はい。本当に。最初、私は日本人中の日本人感覚でしたので。やめてください、私なんかって言っていたのですけれど。だんだん、気持ち良くなってきちゃって。そんなことがありました。

 

浜田和幸 日本の女性の人たちにとっては、まさに、すごく大事にしてもらえる。

 

中丸シオン はい。ロマンチックですし。ロマンチックなロケーションばかり。夜になると、モスクワの街の街灯がものすごい美しいじゃないですか。

 

浜田和幸 そうね。

 

中丸シオン 本当に駅や歩道を歩いているだけでも美術館のようだし、モスクワ川や。

 

浜田和幸 地下鉄なんかすごいですよね。

 

中丸シオン 美術館ですよね。

 

浜田和幸 美術館みたいな感じなのですよね。

 

中丸シオン そう。入場料を払わなくても、そこら中、美術館だと思います。あとは女性には、ロシアのスキンケアブランド、ナチュラルシベリカをお薦めしたいです。食も私は本当にお薦めしたい。食べたことないような、カラフルなおいしいサラダとか、果物からできた赤いジュースや、グレーチカ。体にもヘルシーだと思います。

 

浜田和幸 確かにね。ヘルシーっていうことで、日本食を最近ロシアでは、すごく人気らしいですね。

 

中丸シオン みたいですね。おっしゃっていました。

 

浜田和幸 すし屋さんとか。

 

中丸シオン 焼き鳥だとか。

 

浜田和幸 うどん屋さんとか、ラーメン屋さんも、随分、できて。

 

中丸シオン 丸亀製麺、ご存じですか。

 

浜田和幸 丸亀製麺も出ていたね。

 

中丸シオン そうですよね。結構、行きました。やっぱり、ちょっと日本の味食べたいなと思った時に、結構電車で通いました。みんなで。

 

浜田和幸 そうですか。

 

中丸シオン 食とアート。

 

浜田和幸 食、アートもね

 

中丸シオン はい。食、アート、ラブ。私はお薦めしたいです。

 

浜田和幸 そう?

 

中丸シオン 1人でタクシーなんかも乗りましたけど、みんな、本当にやさしいですから。

 

浜田和幸 1人でタクシー乗って、言葉はあれですか。結構。

 

中丸シオン できないけれども、携帯のこれとか。

 

浜田和幸 携帯の翻訳?

 

中丸シオン ここまでお願いします。なんて言って。

 

浜田和幸 こう見せて?

 

中丸シオン はい。あと、英語を。

 

浜田和幸 大体、英語でね。

 

中丸シオン 英語をしゃべれる方は少なかったイメージでしたが。ロシア語で話し掛けられても、何となく理解したり、理解したフリで、ダーダーとか言いながら。

 

浜田和幸 そう?

 

中丸シオン 本当。優しい人たちばかりでした。

 

浜田和幸 それは、素晴らしい体験を重ねられてね。でも、シオンさん自身の持っておられるオーラというか、魅力というものも、多分に影響している部分があると思いますね。

 

中丸シオン ありがとうございます。テロもあったので、シオンちゃん、勝手にホテルの部屋を出ないでねって言われておりましたが。でも、出たくてしょうがなくて。どんな国に行ってもそうなのですけど、特にその国のローカルを感じたくて、1人で、トゥクトゥクのような乗り物乗って。どこまでも行ってしまうタイプなので。

 

浜田和幸 なるほどね。

 

中丸シオン はい。

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